製造業におけるオンライン展示会はどのように行われているのか、メリットや事例などをまとめて説明いたします。
出展対象品目
「第2回 オートモーティブ ワールド 【オンライン】」は、RX Japan株式会社が主催。近年注目されている自動運転やクルマの電子化・電動化など、自動車業界の先端技術を会場に集め、来場者が自由に比較できる展示会です。
会期
出展対象品目
「FACTORY INNOVATION Week 【オンライン】」は、3つの展示会を集めて開催。それぞれの展示会が、製造のデジタル化・自動化・脱炭素化を実現しています。担当者とすぐにコンタクトを取れるシステムで便利です。
平面的なパンフレットだけでは、製品の良さが伝わりにくい製造業。オンライン開催では、実際に「製品を体験したり触れたりする状態に近いもの」を再現することができます。また、まとまった時間をとるのは難しいけれど、少しの時間なら参加できる層を取り込むことができ、オフラインの展示会よりも気軽に参加することが可能です。
フィンランドに本社がある企業が、船の設計や運行をサポートする製品のオンライン展示会を開催。 世界中で利用されているシステムなので、展示会にも各国から参加者が集まりました。毎年オフラインで開催されていたイベントですが、時代に合わせたオンライン開催に移行しても参加者同士の交流に重点が置かれ、好評でした。
一般的なオンラインイベントでは、参加者同士のコミュニケーションができないことが多くあります。「EventIn」では、参加者が小規模なテーブルに移動することによって、他の参加者と交流を深めることが可能です。
製造業と建設業の3年先の未来を語る「オートデスクの日 Otsuka&Autodesk Collaboration Day 2022」が2022年5月20日に開催されました。「3年先の未来を見据えて、いま何が必要なのか」をテーマにしています。製造業においては「3D活用・点群活用・製造業向けBIM対応」の3つでした。
「eventos」は待ち時間チェックや簡単ライブ配信など、使い勝手の良い機能を集め、絞り込んで作ったプラットフォーム。例えば、外部のツールを使わず、自社ブースからオンラインミーティングを行うことができます。
COMPARISON
オンライン展示会の
「プラットフォーム」
をどうするか!
3つの手法の目的とその違い
オンライン展示会のスタイルは、大きく「3DVR」「2D」「ウェビナー」の3つに分類できます。それぞれの分類から、来場者の興味を引き立てるデザインのカスタマイズ性、リード獲得や有効商談につながる顧客管理機能やコンサルティング、来場者に早期離脱を防ぐコミュニケーション機能を持ち、実績のある会社3社をご紹介します。
バーチャル体験や臨場感のある
展示会を開きたいなら
3DVR
3DVRは臨場感を高め、よりリアルな現場の雰囲気を演出、来場者も見やすく没入しやすくなるなどのメリットがあります。情報の伝わりやすさ、見やすさがリアルに近いぶん、商談やリード獲得につながりやすい側面があります。
必要最小限のコンテンツで
展示会を開きたいなら
2D
2Dのオンライン展示会は非常にコストを抑えることができ、動作がサクサク行えるなどのメリットがあります。制作にも時間がかかりにくいでしょう。ただ企業の世界観や独自性などはなかなか表現しにくく、他社との差別化も難しいので注意が必要です。
カンファレンスやセミナー
目的で使いたいなら
ウェビナー
ウェビナーとはウエブとセミナーを合わせた造語。多数のユーザーに向けて情報発信する効率の良さが魅力です。ライブ配信ならチャット機能で受講者が直接質問するなどコミュニケーションもとりやすくなっています。
※1 2022年4月調査時点
【選定条件】2022年5月10日時点で「オンライン展示会」「オンライン展示会プラットフォーム」でGoogle検索し100位までに表示された公式サイトまたはITreviewに掲載のオンライン展示会プラットフォームの中から、「デザインのカスタマイズ性」、「顧客管理&コンサルの機能あるいはサービス」、「来場者とのコミュニケーション機能」を備え、かつ公式サイトに導入実績の掲載がある企業