自社製品をオンラインで展示することを検討している方のために、メリット・デメリットなどをまとめました。
オンライン展示会のメリットは、会場を借りる必要がないこと。会場費がかからない上に「希望の日時に会場に空きがない」ということもありません。また、飲食物の提供も必要ないので、費用や清掃の心配もしなくて済みます。海外に住んでいる人も集客できるため、客層が広がりますし、台風などの天候に左右されずに開催できることもメリット。
オンライン展示会のデメリットは、来場者からのリアクション待ちの状態になりやすいこと。リアル開催であれば、出展者からサンプルやチラシを配ったり、声をかけたりすることができます。しかし、オンラインは興味を持った来場者がクリックするなどの、リアクションをしなければ商談が進まないのがデメリットです。
オンライン展示会には合同型と単独型があります。合同型は主催者が他社であり、複数の企業が出展しますが、単独型は自社が主催。単独型のオンライン展示会は、合同型の枠の中に納まることなく、自社の製品にとって最適な形で心ゆくまでアピールできます。しかし、プラットフォームづくりの難易度が高くなるのはもちろん、宣伝や集客方法もリアル開催とは異なるため、そのノウハウや費用なども必要となってくるでしょう。
3Dは奥行きと立体感のある構成になっており、リアリティを伝えることができるのがメリット。情報量が多いので、制作のために費用や技術などが必要になります。自由度が高く、現実的に再現が難しいものも再現できます。
2Dとは、縦と横で構成されている平面的なものを指します。パンフレットなどを撮影したデータを利用し、クリックして詳細を確認できる仕組みであり、導入費用が安く済むことと簡単に作成できることがメリットです。
ウェビナー(ウェブセミナー)は、リアルタイム配信にも録画配信にも利用でき、オンライン展示会の重要なコンテンツになります。来場者が見て終わりにならないように、終了後に質問などをできると商談に繋がります。
ハイブリッド開催は、「実物を見たい」「対面で話を聞きたい」人はリアル会場へ。「遠方に住んでいるのでネット上で参加したい」「忙しくて時間が取れない」人はオンラインへなど、来場者のニーズに合わせて選択することができます。
本サイトでは、オンライン展示会にまつわる疑問や実体をリサーチ、解説しています。「オンライン展示会の開催に興味はあるけれど、迷ったり悩んだりしている」という方は、ぜひ、ご参考になさってください。
COMPARISON
オンライン展示会の
「プラットフォーム」
をどうするか!
3つの手法の目的とその違い
オンライン展示会のスタイルは、大きく「3DVR」「2D」「ウェビナー」の3つに分類できます。それぞれの分類から、来場者の興味を引き立てるデザインのカスタマイズ性、リード獲得や有効商談につながる顧客管理機能やコンサルティング、来場者に早期離脱を防ぐコミュニケーション機能を持ち、実績のある会社3社をご紹介します。
バーチャル体験や臨場感のある
展示会を開きたいなら
3DVR
3DVRは臨場感を高め、よりリアルな現場の雰囲気を演出、来場者も見やすく没入しやすくなるなどのメリットがあります。情報の伝わりやすさ、見やすさがリアルに近いぶん、商談やリード獲得につながりやすい側面があります。
必要最小限のコンテンツで
展示会を開きたいなら
2D
2Dのオンライン展示会は非常にコストを抑えることができ、動作がサクサク行えるなどのメリットがあります。制作にも時間がかかりにくいでしょう。ただ企業の世界観や独自性などはなかなか表現しにくく、他社との差別化も難しいので注意が必要です。
カンファレンスやセミナー
目的で使いたいなら
ウェビナー
ウェビナーとはウエブとセミナーを合わせた造語。多数のユーザーに向けて情報発信する効率の良さが魅力です。ライブ配信ならチャット機能で受講者が直接質問するなどコミュニケーションもとりやすくなっています。
※1 2022年4月調査時点
【選定条件】2022年5月10日時点で「オンライン展示会」「オンライン展示会プラットフォーム」でGoogle検索し100位までに表示された公式サイトまたはITreviewに掲載のオンライン展示会プラットフォームの中から、「デザインのカスタマイズ性」、「顧客管理&コンサルの機能あるいはサービス」、「来場者とのコミュニケーション機能」を備え、かつ公式サイトに導入実績の掲載がある企業