新しい技術のプレゼンテーションに特化したオンライン展示会プラットフォーム『evort』について、特徴や評判、費用などを紹介します。
evortは新しい技術及び製品に特化している点が特徴のオンライン展示会プラットフォーム。リアル展示会でも技術系展示は多々ありますが、技術の新規性や独自性が強ければ強いほど、来場者に短時間で理解してもらうのは容易ではありません。その点、evortを使えば24時間365日にわたって技術及び製品の詳細な情報発信ができるわけです。
evortはオンライン展示会プラットフォームとして、多数の技術系企業が出展団体に登録しています。日立や旭化成といった大企業もあれば、群馬大学のような学究機関もあり、evortというウェブサイト自体が技術系企業に特化したポータルサイトにもなっていて、SEOなども含めた集客効果が期待できます。技術で競合との差別化ができるなら、出展してみる価値はあるでしょう。
evortには様々な独自技術を擁する製品や企業の情報が集まっているため、それを必要とする潜在顧客企業の担当者から見ても、効率的リサーチができる存在ともなっています。リサーチ段階のリードとの接点ができるという意味では、カタログやホワイトペーパーなどのダウンロード機能が有効。来場者=リードは複数資料を入手しがちな傾向がメリットになります。
公式サイトに記載がありませんでした。
独自技術をより多くの企業に周知したい企業向けともいえるevort。それ以外にも手法と目的に合わせてオンライン展示会プラットフォームを選定する要点をまとめたページがありますので、evort以外のプラットフォームについてもご覧ください。
エボルトのCEOはキーエンス出身で、セールスで好成績を残した後、ウェブマーケティング企業やコンサルティング会社を経て、起業に至った人物。企業としてのエボルトは、オンライン展示会プラットフォームの運営を主体としますが、主なクライアントでもあるBtoB企業に対して、セールスのコンサルティングやマーケティングサポート、調査業務なども提供しています。
evortは技術系製品及び企業に特化しているオンライン展示会プラットフォーム。ニッチではありますが、理解を深めないとリード獲得も容易ではないジャンルということもあり、24時間365日常設でプロモーションできるオンライン展示会があれば、競合が揃ったとしても、関心を持つリード獲得が期待できるでしょう。一種の特化型ウェブメディアともいえる存在です。
COMPARISON
オンライン展示会の
「プラットフォーム」
をどうするか!
3つの手法の目的とその違い
オンライン展示会のスタイルは、大きく「3DVR」「2D」「ウェビナー」の3つに分類できます。それぞれの分類から、来場者の興味を引き立てるデザインのカスタマイズ性、リード獲得や有効商談につながる顧客管理機能やコンサルティング、来場者に早期離脱を防ぐコミュニケーション機能を持ち、実績のある会社3社をご紹介します。
バーチャル体験や臨場感のある
展示会を開きたいなら
3DVR
3DVRは臨場感を高め、よりリアルな現場の雰囲気を演出、来場者も見やすく没入しやすくなるなどのメリットがあります。情報の伝わりやすさ、見やすさがリアルに近いぶん、商談やリード獲得につながりやすい側面があります。
必要最小限のコンテンツで
展示会を開きたいなら
2D
2Dのオンライン展示会は非常にコストを抑えることができ、動作がサクサク行えるなどのメリットがあります。制作にも時間がかかりにくいでしょう。ただ企業の世界観や独自性などはなかなか表現しにくく、他社との差別化も難しいので注意が必要です。
カンファレンスやセミナー
目的で使いたいなら
ウェビナー
ウェビナーとはウエブとセミナーを合わせた造語。多数のユーザーに向けて情報発信する効率の良さが魅力です。ライブ配信ならチャット機能で受講者が直接質問するなどコミュニケーションもとりやすくなっています。
※1 2022年4月調査時点
【選定条件】2022年5月10日時点で「オンライン展示会」「オンライン展示会プラットフォーム」でGoogle検索し100位までに表示された公式サイトまたはITreviewに掲載のオンライン展示会プラットフォームの中から、「デザインのカスタマイズ性」、「顧客管理&コンサルの機能あるいはサービス」、「来場者とのコミュニケーション機能」を備え、かつ公式サイトに導入実績の掲載がある企業