オンライン商談会を開催したいとお考えの方のために、チェックポイントやメリットデメリットをまとめました。
オンライン商談会に適したプラットフォームを選ぶ場合に注意したいポイントは、商談用に1対1で対話ができる個別ブースを作れることです。例えば、ウェビナー(ウェブセミナー)を行った後に、個別ブースに誘導することができるプラットフォームが適しています。また、企業ブースから取得できる資料も多数用意しておきましょう。来場者に興味を持ってもらい、個別の商談に繋げる流れを作れば、セミナー後にもアプローチができます。
オンライン商談会の集客方法は、web広告やメールマガジン、SNSなどのオンラインツールが主になります。有料なら、YouTubeやInstagram、Google広告など。コストはかかりますが、ターゲットを絞って表示することができるので期待が持てます。無料で集客するなら、自社のHPやSNS、既存顧客へのアプローチになります。特に既存顧客は、もともと自社製品への意識が高いため、メールマガジンで集客がしやすいです。
商談会をオンラインで行うメリットは、時間や距離にこだわらずに参加できること。現実の商談会では、移動時間がかかりますし、会場が混雑して並ばなければならないこともあります。オンラインなら、まとまった時間を取らなくても参加が可能。また、来場者のプロフィールデータを収集し、それを基に出展者と繋げることができるのもメリット。
デメリットとなるのは、主催者も来場者もオンラインで商談することに慣れておらず、その機能を活かしにくいことです。来場者からすると、操作方法に戸惑ってしまったり、主催者も機能を使いこなせずに伝えたいことが上手く伝わらない場合があります。オンラインで開催するのであれば、操作性やわかりやすさはチェックしておきましょう。
リアル会場とオンライン会場を融合させた、ハイブリッド展示会。天候などの諸事情によって、リアル会場で行うことが困難になった場合、オンライン会場は残りますので、中止を免れるというメリットがあります。
本サイトでは、オンライン展示会にまつわる疑問や実体をリサーチ、解説しています。「オンライン展示会の開催に興味はあるけれど、迷ったり悩んだりしている」という方は、ぜひ、ご参考になさってください。
COMPARISON
オンライン展示会の
「プラットフォーム」
をどうするか!
3つの手法の目的とその違い
オンライン展示会のスタイルは、大きく「3DVR」「2D」「ウェビナー」の3つに分類できます。それぞれの分類から、来場者の興味を引き立てるデザインのカスタマイズ性、リード獲得や有効商談につながる顧客管理機能やコンサルティング、来場者に早期離脱を防ぐコミュニケーション機能を持ち、実績のある会社3社をご紹介します。
バーチャル体験や臨場感のある
展示会を開きたいなら
3DVR
3DVRは臨場感を高め、よりリアルな現場の雰囲気を演出、来場者も見やすく没入しやすくなるなどのメリットがあります。情報の伝わりやすさ、見やすさがリアルに近いぶん、商談やリード獲得につながりやすい側面があります。
必要最小限のコンテンツで
展示会を開きたいなら
2D
2Dのオンライン展示会は非常にコストを抑えることができ、動作がサクサク行えるなどのメリットがあります。制作にも時間がかかりにくいでしょう。ただ企業の世界観や独自性などはなかなか表現しにくく、他社との差別化も難しいので注意が必要です。
カンファレンスやセミナー
目的で使いたいなら
ウェビナー
ウェビナーとはウエブとセミナーを合わせた造語。多数のユーザーに向けて情報発信する効率の良さが魅力です。ライブ配信ならチャット機能で受講者が直接質問するなどコミュニケーションもとりやすくなっています。
※1 2022年4月調査時点
【選定条件】2022年5月10日時点で「オンライン展示会」「オンライン展示会プラットフォーム」でGoogle検索し100位までに表示された公式サイトまたはITreviewに掲載のオンライン展示会プラットフォームの中から、「デザインのカスタマイズ性」、「顧客管理&コンサルの機能あるいはサービス」、「来場者とのコミュニケーション機能」を備え、かつ公式サイトに導入実績の掲載がある企業