オンラインショールームを開きたいけれど、どんなものか知りたい方のためにメリットや事例などをまとめました。
オンラインショールームは、インターネット上で製品の展示を行うことです。例えば、バスルームなどの住宅設備機器を展示し、来場者が製品詳細をクリックすると仕様や機能を確認することが可能です。スタッフが常駐しているのと同じように詳細を知ることができるので便利。そのまま問い合わせにもつなげることができます。
オンラインショールームのメリットは3つあります。1つめは時間と場所にこだわらずに開催できるため、仕事の終業時間や移動距離を気にせず、気軽に足を運んでもらうことができます。2つめはバーチャル空間だからこそできる体験。例えば自動車に乗ってコースを周回し、他の展示も見に行く場合、現実的には移動時間が必要になりますが、オンラインなら隣のブースに行くだけです。3つ目は展示物の詳細確認から、そのまま購入できる導線を作れることです。
オンラインショールームのデメリットは、実体験でなければ伝えられないものがあることです。ニオイや質感、重さはパソコンやスマートフォン越しでは感じることはできません。他にも、オンラインは大きな商品に向いており、小さな製品をオンラインで展示しても、製品自体の情報量が少ないため満足感が得にくいです。最後に、気軽に行けるということは、気軽に離脱できるということでもあります。飽きさせない工夫が必要だといえるでしょう。
家具販売会社である大塚家具では、ジャンルごとあるいは店舗ごとに分けて展示物を閲覧することができます。「自宅近くの店舗で買いたい」、「ベッドやカーテンなど目的のものを探したい」など、ニーズに合わせて探せます。
一戸建てやオフィスビルなどの建材・設備機器などを提供する「LIXIL」。例えば、店舗で気に入った家具を見つけたとします。オンラインショールームなら、その家具が置けるのか自宅で測ることができるので便利です。
リアルな展示のデメリットを、オンライン展示でアシストすることが可能なハイブリッド開催。リアルではデメリットとなる費用や時間の問題をオンラインで補い、オンラインの強みである柔軟性を組み合わせることができます。
本サイトでは、オンライン展示会にまつわる疑問や実体をリサーチ、解説しています。「オンライン展示会の開催に興味はあるけれど、迷ったり悩んだりしている」という方は、ぜひ、ご参考になさってください。
COMPARISON
オンライン展示会の
「プラットフォーム」
をどうするか!
3つの手法の目的とその違い
オンライン展示会のスタイルは、大きく「3DVR」「2D」「ウェビナー」の3つに分類できます。それぞれの分類から、来場者の興味を引き立てるデザインのカスタマイズ性、リード獲得や有効商談につながる顧客管理機能やコンサルティング、来場者に早期離脱を防ぐコミュニケーション機能を持ち、実績のある会社3社をご紹介します。
バーチャル体験や臨場感のある
展示会を開きたいなら
3DVR
3DVRは臨場感を高め、よりリアルな現場の雰囲気を演出、来場者も見やすく没入しやすくなるなどのメリットがあります。情報の伝わりやすさ、見やすさがリアルに近いぶん、商談やリード獲得につながりやすい側面があります。
必要最小限のコンテンツで
展示会を開きたいなら
2D
2Dのオンライン展示会は非常にコストを抑えることができ、動作がサクサク行えるなどのメリットがあります。制作にも時間がかかりにくいでしょう。ただ企業の世界観や独自性などはなかなか表現しにくく、他社との差別化も難しいので注意が必要です。
カンファレンスやセミナー
目的で使いたいなら
ウェビナー
ウェビナーとはウエブとセミナーを合わせた造語。多数のユーザーに向けて情報発信する効率の良さが魅力です。ライブ配信ならチャット機能で受講者が直接質問するなどコミュニケーションもとりやすくなっています。
※1 2022年4月調査時点
【選定条件】2022年5月10日時点で「オンライン展示会」「オンライン展示会プラットフォーム」でGoogle検索し100位までに表示された公式サイトまたはITreviewに掲載のオンライン展示会プラットフォームの中から、「デザインのカスタマイズ性」、「顧客管理&コンサルの機能あるいはサービス」、「来場者とのコミュニケーション機能」を備え、かつ公式サイトに導入実績の掲載がある企業