ソニーグループ企業が運営するオンライン展示会プラットフォーム『そのまま展示会』について、特徴や評判、費用などを紹介します。
そのまま展示会によるオンライン展示会の空間は、ソニーのグループ企業でもある運営会社、SoVeC(ソベック)が3DCGの制作にも対応。ソニークォリティといえる高品質な仕上がりが期待できます。数十人規模のCG制作チームがいて、高級マンションのVR内覧なども手掛けているスキルを持つだけに、仮想空間だからこそ可能なオリジナリティ溢れる展示会ができます。
そのまま展示会のスタッフは、オンライン展示会のプロ集団。主催社としてオンライン展示会を実施するにあたって、出展社向けの資料作成や説明会への同席などもサポートしてくれます。SoVeCはデジタルコミュニケーション事業の会社ということもあり、オンライン広告をはじめとする集客施策などでも相談可能。心強いパートナーといえるでしょう。
そのまま展示会は「そのままシリーズ」というバーチャル空間を活用したイベントプラットフォーム。もうひとつ、そのままショールームというサービスがあります。文字通り、企業が自社の仮想ショールームとして活用できるプラットフォームで、3DCGのクォリティなどはそのまま展示会同様。ブランディング重視でオンラインの仮想空間を作るなら、ショールームも検討すべきです。
弊社は広告会社なのですが、官公庁を中心に様々な展示会のご相談を頂いています。お客様の与件に合わせて様々なプラットフォームを提案するのですが、3D・バーチャルが求められる案件では必ず「そのまま展示会」を推奨しています。理由は、CGのクオリティはもちろん、ソニー基準のセキュリティです。(後略)
実際にリアルのイベントが開催しづらい時勢を鑑みて、内部向けのバーチャルショールームを開設しイベントを開催しました。アプリケーション版での開催も検討しましたが、会社支給PCにアプリケーションをインストールすることがハードルとなりウェブブラウザバージョンで検討した結果、そのままシリーズに辿り着きました。(後略)
そのまま展示会の一番の特徴ともいえるのが、3DCGにより空間表現。オンライン展示会プラットフォームは、手法と目的にマッチする展示ブースの表現方法を見極めることが大切で、3DVR・3DCG・2Dの違いをまとめた記事もご覧ください。
※消費税は不明
SoVeCはSo-netで知られるソニーネットワークコミュニケーションズとPR会社のベクトルとの合弁契約で立ち上げたデジタルコミュニケーション事業の会社。AIによる動画自動作成エンジンやARアプリ、デジタルサイネージなどを手掛けています。オンライン展示会プラットフォームもデジタルコミュニケーションの一環で、ソニーグループならではの創造性が感じられます。
ソニーネットワークコミュニケーションズとPR会社のベクトルがタッグを組んだデジタルコミュニケーションの企業だけに、3DCGのクオリティをはじめ技術力の高さは目を引きます。マーケティング関連のスタッフも揃っているので、新たにオンライン展示会に取り組もうという企業にとっては、プラニングや集客、結果の分析を踏まえたPDCAサイクルまで相談できると思います。
COMPARISON
オンライン展示会の
「プラットフォーム」
をどうするか!
3つの手法の目的とその違い
オンライン展示会のスタイルは、大きく「3DVR」「2D」「ウェビナー」の3つに分類できます。それぞれの分類から、来場者の興味を引き立てるデザインのカスタマイズ性、リード獲得や有効商談につながる顧客管理機能やコンサルティング、来場者に早期離脱を防ぐコミュニケーション機能を持ち、実績のある会社3社をご紹介します。
バーチャル体験や臨場感のある
展示会を開きたいなら
3DVR
3DVRは臨場感を高め、よりリアルな現場の雰囲気を演出、来場者も見やすく没入しやすくなるなどのメリットがあります。情報の伝わりやすさ、見やすさがリアルに近いぶん、商談やリード獲得につながりやすい側面があります。
必要最小限のコンテンツで
展示会を開きたいなら
2D
2Dのオンライン展示会は非常にコストを抑えることができ、動作がサクサク行えるなどのメリットがあります。制作にも時間がかかりにくいでしょう。ただ企業の世界観や独自性などはなかなか表現しにくく、他社との差別化も難しいので注意が必要です。
カンファレンスやセミナー
目的で使いたいなら
ウェビナー
ウェビナーとはウエブとセミナーを合わせた造語。多数のユーザーに向けて情報発信する効率の良さが魅力です。ライブ配信ならチャット機能で受講者が直接質問するなどコミュニケーションもとりやすくなっています。
※1 2022年4月調査時点
【選定条件】2022年5月10日時点で「オンライン展示会」「オンライン展示会プラットフォーム」でGoogle検索し100位までに表示された公式サイトまたはITreviewに掲載のオンライン展示会プラットフォームの中から、「デザインのカスタマイズ性」、「顧客管理&コンサルの機能あるいはサービス」、「来場者とのコミュニケーション機能」を備え、かつ公式サイトに導入実績の掲載がある企業