オンライン合同展示会を開催するにあたって、おさえておきたいポイントや開催方法などについてまとめました。
オンライン展示会用のプラットフォームを選ぶ際に必要なのは、まず自社が何を伝えたいのかを明確にすることです。自社のニーズを実現できるプラットフォームを選びましょう。その他のポイントとしては、予想する来場者数に対応できるか、パソコンやスマートフォン、タブレットなど、対応できるデバイスの種類の多さです。
オンラインで合同展示会をする場合、出展者は集客をする必要がなく、主催者が会場に人を集めなければなりません。そのため、集客は出展者向けと来場者向けの2パターンが必要となります。SNSやweb上に広告を出したり、メールマガジンで配信したりします。集客を自社でやるのか、他社に依頼するのかも検討しておいたほうが良いでしょう。
大きな違いは、実際に見たり触れたりすることができるかどうかです。来場者と出展者のコミュニケーションについては、会話はできるものの、表情や雰囲気などの細かいニュアンスが伝わりにくいことも。代わりに、来場者がどのブースをみたか、滞在時間などのデータは得られます。また、リアル会場では「せっかく来たのだから他のブースも見る」ことが起こりやすいですが、オンラインは必要な部分だけ見て帰ってしまわないような工夫が必要です。
ハイブリッド展示会は、リアル会場とオンライン会場の良いところを組み合わせて、補い合うことができます。一度オンライン会場に行った人が、次はリアル会場に足を向けることもありますし、その逆もあります。
本サイトでは、オンライン展示会にまつわる疑問や実体をリサーチ、解説しています。「オンライン展示会の開催に興味はあるけれど、迷ったり悩んだりしている」という方は、ぜひ、ご参考になさってください。
COMPARISON
オンライン展示会の
「プラットフォーム」
をどうするか!
3つの手法の目的とその違い
オンライン展示会のスタイルは、大きく「3DVR」「2D」「ウェビナー」の3つに分類できます。それぞれの分類から、来場者の興味を引き立てるデザインのカスタマイズ性、リード獲得や有効商談につながる顧客管理機能やコンサルティング、来場者に早期離脱を防ぐコミュニケーション機能を持ち、実績のある会社3社をご紹介します。
バーチャル体験や臨場感のある
展示会を開きたいなら
3DVR
3DVRは臨場感を高め、よりリアルな現場の雰囲気を演出、来場者も見やすく没入しやすくなるなどのメリットがあります。情報の伝わりやすさ、見やすさがリアルに近いぶん、商談やリード獲得につながりやすい側面があります。
必要最小限のコンテンツで
展示会を開きたいなら
2D
2Dのオンライン展示会は非常にコストを抑えることができ、動作がサクサク行えるなどのメリットがあります。制作にも時間がかかりにくいでしょう。ただ企業の世界観や独自性などはなかなか表現しにくく、他社との差別化も難しいので注意が必要です。
カンファレンスやセミナー
目的で使いたいなら
ウェビナー
ウェビナーとはウエブとセミナーを合わせた造語。多数のユーザーに向けて情報発信する効率の良さが魅力です。ライブ配信ならチャット機能で受講者が直接質問するなどコミュニケーションもとりやすくなっています。
※1 2022年4月調査時点
【選定条件】2022年5月10日時点で「オンライン展示会」「オンライン展示会プラットフォーム」でGoogle検索し100位までに表示された公式サイトまたはITreviewに掲載のオンライン展示会プラットフォームの中から、「デザインのカスタマイズ性」、「顧客管理&コンサルの機能あるいはサービス」、「来場者とのコミュニケーション機能」を備え、かつ公式サイトに導入実績の掲載がある企業