ビジュアルコミュニケーションツールの先駆的企業が運営するオンライン展示会プラットフォーム『EventIn』について、特徴や評判、費用などを紹介します。
EventInならではの工夫ともいえるのが、来場者ができるだけ参加しやすいようなシステムになっているという点。
例えば、ブース内の様子が入らなくてもわかる「お試し視聴」が可能となっていることで、来場者にとってより気軽に観てみようというモチベーションにもなりますし、複数ブースを回遊しやすくもなります。UIも目的の展示が見つけやすいなど、細部まで作り込まれています。
EventInというオンライン展示会プラットフォームは、開催中に出展社側からも来場者側からも、相互に情報を見つけやすいインターフェイスになっています。出展社は来場者に対する声掛け機能を利用することができますし、特定のポイントでなくとも商談に入れる仕組みになっているのも便利。出展社と来場者両方が目的の相手とコンタクトしやすいシステムです。
EventInを運営するブイキューブは配信に関連する様々な技術やノウハウを持っている企業。以前から大規模イベントを企画からサポートするなど、展示会業務についてもプラットフォームを提供するだけでなく、リアルとオンラインのハイブリッド開催を含めてサポートしてくれます。展示会の他、講演会や交流会、採用イベントなどの実績も多数あります。
(前略)ブースの中で何が行われているかがオープンになることで、入室する心理的なハードルが下がったことに加え、簡単に別の部屋へ移ることもできるので、各ブースを回遊する人や空き部屋を活用する人も多く、全体のコミュニケーションが非常に活性化しました。(後略)
実際にEventInを使って行った今回の研究成果発表会では、口頭発表として1対nの形でリアルタイム配信を行い、その後のポスター発表では35の小規模ブースをオンライン上に設け、それぞれのブースで各研究者が発表を行い、質疑応答や意見交換を行いました。いずれのブースも盛況で、多くの参加者が複数のポスター発表を見て回っていました。(後略)
(前略)意見交換だけでなく基調講演も行っていたため、オンラインへの移行にあたっては、1対nの基調講演とn対nの意見交換が柔軟に運用でき参加者が操作しやすいツールを探すことが求められました。その点、「EventIn」は参加者全員に向けた講演ができるだけでなく、参加者が自由にテーブルごとに分かれてコミュニケーションが取れる場を設けられるため、今回のイベントにぴったりなツールでした。(後略)
EventInは展示会の来場者がブース内に入りやすくなるような工夫や、出展社との交流がしやすくなるような工夫が見られます。オンライン展示会プラットフォームを選ぶには、各サービスの特性を比較する必要があり、おすすめサービスと比較ポイントをまとめた記事もご覧ください。
動画はありませんでした。
ブイキューブは学生ベンチャーからスタートした東証上場企業。2004年にはビジュアルコミュニケーションツールの開発に着手するなど、ビデオ会議と呼ばれるソリューションでは先駆的存在といえるでしょう。イベントDXソリューションとして双方向性に優れる配信ツールを提供していますし、ライブ配信ではプラットフォームだけでなく撮影・配信スタジオの運営まで手掛けています。
ライブ配信やウェブ会議などをはじめとするオンラインイベントでは、企画や実務、運用なども含めて多数の実績と技術・ノウハウを持っているブイキューブ。その企業が提供するEventInというオンライン展示会プラットフォームは、来場者にできるだけ多くの展示を見てもらう工夫や、出展社がコンタクトしやすい仕組みづくりなどに注力しているのが特徴です。
COMPARISON
オンライン展示会の
「プラットフォーム」
をどうするか!
3つの手法の目的とその違い
オンライン展示会のスタイルは、大きく「3DVR」「2D」「ウェビナー」の3つに分類できます。それぞれの分類から、来場者の興味を引き立てるデザインのカスタマイズ性、リード獲得や有効商談につながる顧客管理機能やコンサルティング、来場者に早期離脱を防ぐコミュニケーション機能を持ち、実績のある会社3社をご紹介します。
バーチャル体験や臨場感のある
展示会を開きたいなら
3DVR
3DVRは臨場感を高め、よりリアルな現場の雰囲気を演出、来場者も見やすく没入しやすくなるなどのメリットがあります。情報の伝わりやすさ、見やすさがリアルに近いぶん、商談やリード獲得につながりやすい側面があります。
必要最小限のコンテンツで
展示会を開きたいなら
2D
2Dのオンライン展示会は非常にコストを抑えることができ、動作がサクサク行えるなどのメリットがあります。制作にも時間がかかりにくいでしょう。ただ企業の世界観や独自性などはなかなか表現しにくく、他社との差別化も難しいので注意が必要です。
カンファレンスやセミナー
目的で使いたいなら
ウェビナー
ウェビナーとはウエブとセミナーを合わせた造語。多数のユーザーに向けて情報発信する効率の良さが魅力です。ライブ配信ならチャット機能で受講者が直接質問するなどコミュニケーションもとりやすくなっています。
※1 2022年4月調査時点
【選定条件】2022年5月10日時点で「オンライン展示会」「オンライン展示会プラットフォーム」でGoogle検索し100位までに表示された公式サイトまたはITreviewに掲載のオンライン展示会プラットフォームの中から、「デザインのカスタマイズ性」、「顧客管理&コンサルの機能あるいはサービス」、「来場者とのコミュニケーション機能」を備え、かつ公式サイトに導入実績の掲載がある企業